例によって転職活動真っ最中です。
本日、とある会社の面接にいって参りました。
自社でコンテンツを持っている、いわゆるヴェンチャー系の会社であり、面接も(緊張はしたものの)終始和やかなムードで進みました。
その面接の時に、面接官の方が、次のようなことをおっしゃっていました。
この手の企業はたいてい、製造工程は外注に出してしまうが、自分はそれはおかしいと思う。
やはり、社内に技術を蓄積しないといけないと思う。
面接中故、「そうだ!」と叫ぶわけにはまりいませんでしたが、これ、まさに我が意を得たりなんですね。
少なくとも日本国内においては、ITの最先端を走っている企業を含め、自社でコンテンツを持ちなおかつ技術を自社に蓄積している企業は極めて少ないのではないでしょうか。
ある意味で一番肝心な製造工程については、たいていの企業は外注に出していますよね。
製造工程、いわゆるプログラミングのフェーズは、人手ばかりがかかってお金にならない。その事情は極めてよくわかります。
しかし、自社で技術を持たないことには自社で人材が育たないでしょうし、技術を通じてビジネス・モデルへのアイディアが生み出されると言うことだってあるわけです。
それに、外注するにしてもそんなに都合よく必要とされる人材を確保できるとは限らない。
また、(これは面接官の方が触れていたことではないが)外注の人間がシステムの機密を漏らしてしまうなどという事件だって起こるわけです。今日面接を受けた会社ではありませんが、転職活動の一環で調べ物をしていた会社の中で、ニュースリリースにその旨が触れられていた会社も実際にあったりします。
また、外注となると、多少なりとも中間マージンを取られてしまうわけで、必然的に外注メンバーの給料だって低く抑えられてしまうわけです。このような状況が看過されているようでは、所得格差など広まる一方です。
別の会社の面接では、そこの面接官の方がIT業界をゼネコンと同じなどと皮肉っていましたが、まさにその通りだと思いますね。
自社でコンテンツを持ち、なおかつ成長してゆこうという意欲のある企業であれば、人手はかかるかも知れませんが、企画・立案段階から設計、製造、運用まで一貫しておこなうことの意味は大きいと思いますし、逆にどこかの工程を歯抜けにしてしまうとシステムの完全理解などおぼつかないと思います。これが、一般ピーポー向けの、いわゆるBtoCのシステムであれば尚更でしょう。
ちなみに、本日訪問した会社が自社内に技術を蓄積しているところであることは言うまでもありません。どうせならこういうところで働きたいと思いますね。
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