遅ればせながら、待望のWordPress関連書籍『WordPress 2.2でつくる!最強のブログサイト―2.1/2.2対応』を読んでみました。
基本的には、同じ著者によって昨年刊行された『WordPressでつくる! 最強のブログサイト』[註1]を踏襲した内容になっています。導入時の詳細な説明も秀逸。
ただ、踏襲しているとは言いましても、WordPressのヴァージョン2.0と2.1、2.2では細部が異なっており、当然その箇所の説明も異なっております。また、ヴァージョン2.1以降と2.0の違いについても、コラムにて触れられています。
それらの点では、前作をお持ちの方でも本書をご検討いただいたほうがよろしいと思います。
おそらく、前作と比べてもっとも内容が変更されている箇所は、「Part 6 WordPressのカスタマイズ(機能拡張編)」でしょう。
この章に限っては、残念ながら前作よりも分量が目減りしている上に、前作よりも「実用性」の面でやや不満が残る内容になっています。前作をお持ちの方であればおそらくはそこに記述されている内容を使えるはずですが、そうでない方はネットを検索する必要がありますね。
ちなみに前作にあって本作にないChapterですが、
- クリッカブルスマイルを使う[註2]
- 画像の挿入をより便利にする
- ソースコードを直接表示させる
- Google AdSenseやAmazonアソシエイトを挿入する
- ゲストブックを設置する
- 投票フォームを設置する
- RSSフィードをデザインする
- ポッドキャスティングに挑戦
- 検索語句をハイライトする
というものがあります。
一部、2.1以降でまともに動作しない機能もあるものの、代替機能が用意されていたりプラグインがヴァージョン・アップされていたりするものもあり、そういったものの紹介が欲しかったところではあります。
あと、前作出版後に登場したプラグインの中で、定番と思っていたものが紹介されていなかったりといった点についても少々意外でした[註3]。
そのほかにも、前作から変更されている記述はいくつもありますが、基本的に前作を安心して読めた方であれば今回も安心して読めるのではと思われます。
ただ、先述の通りWordPressのヴァージョン・アップに伴い、最新版では前作の説明が一部使えなくなっていますので、これからWordPressを導入しようとされている方はもちろん、すでにWordPressを導入されているサイト運営者であっても購入を検討されたほうがよろしかろうと思われます。
特に、オリジナリティをとことん追求したいデザイナー肌の方に本書はお薦めですね。テンプレートタグやテーマファイルのリファレンスもありますので、WordPressならではの自由度を追求したブログを目指すことだって出来るわけですから。これを機に、是非WordPress導入を検討されてはいかがでしょうか?
P.S.
「AJAX」については、「アジャックス」と発音する人と「エイジャックス」と発音する人の2種類の人種がいると思いますけど、どっちが正しいのでしょうかねぇ?
ちなみに本書では後者が採用されており、私も後者だと思っていたのですが、以前関わっていたプロジェクトで前者の言い方をしている人が多かったので、今ではすっかりそっちのほうが身についてしまっています。でもこれ、どう考えても元ネタはコナミのシューティング・ゲームだよな?(ぉぃ)












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