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カテゴリーのアーカイブ: 政治

政治(国政、地方政治)に関する話題。執筆者は政治素人なので内容は薄い。

【政治】棄権は危険だ

 表題の件ですが、もちろん一般国民が投票する選挙にも言えることですが、今回はもっと深刻な事態について。
 民主党の小沢代表が衆院本会議の採決を棄権したということが問題となっているようです。

関連記事
新テロ法採決、小沢代表「棄権批判は理解できない」 @ YOMIURI ONLINE

 今回の小沢氏の発言には目を疑いました。
数合わせでの本会議で、結果は目に見えていた。
 そうだとしても、党首が自分の党の主張をしないでどうするの、と思いますね。
 採決の場にいなかったわけで、一般的な会社員風にいえば「仕事をさぼった」と言うことですよね?
 一般の会社員であれば、「納期に間に合わないのが目に見えていたから仕事を休みました」などと言おうものなら、よくてもその人の評価は確実に下がり、下手すればクビになっても文句は言えませんね。
 結果が見えていたというのは、仕事を休んだ理由にはなりません。それが「選挙応援」を伴うものであったとしても。
国民は理解していると思う

首相や大臣は全部(の本会議に)出席していないのに批判せず、野党党首のことを批判するのはおかしい。
 いや、採択の場にいなかったことそのものが問題なのであって、程度の問題ではないのです。
 仕事を3日さぼった不良社員が5日さぼった不良社員に対して「さぼるな」と言うようなものです。
 一般的な会社員であればどっちも信頼を失っています。
首相や大臣より、僕の方が忙しい
 もしそれが事実だとしても、仮にも一つの政党、一つの組織の長たる者であるのであればそんなこと絶対に口にすべきではないですね。
 案の定、党内から批判の声が出ましたね。
 しかしこんな調子では、本当に政権を取る気があるのかどうかはなはだ疑問と言わざるを得ない。
 強いリーダーシップに期待して登場したはずの小沢代表が自ら率先して党の統制を乱しているようなものです。こんなことでは、先の参院選で民主党に投じた人を含め、「本当に民主党に政権を任せてよいものなのか」と不安になりますね。
 もし次の衆院選で民主党が勝利したとしても、党首が統制を乱すようでは、安心して首相の座を任せられませんね。
 小沢氏には強いリーダーシップを発揮して欲しいとは思いましたが、強いリーダーシップを発揮することと我を押し通すということは全くの別物なのです。
 是非とも小沢氏には、『毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)』という書物をお読みいただき、毒を断ち切っていただきたい。これまでの民主党に流れていた毒、ご自身の毒、そして後継者たる人材の毒。
 血縁的な親子関係とは異なりますが、この書物で述べられている「親」の問題は、このような組織の長、言い換えれば「親分」に当てはまる部分も少なくありません。
 以前「【政治】「神風ひでお国会レポート」Vol.39を読んで」という記事で申し上げたことを、もう一度あえて申しますが、
 「ねじれ国会」の成果を語るのも結構なのですが、「ねじれ民主党」問題については早急に解決してもらいたいですね。

【政治】「神風ひでお国会レポート」Vol.39を読んで

 少し時間がたってしまいましたが、1月11日の朝、志木駅東口におきまして、民主党・神風(じんぷう)ひでお衆議院議員と支援者が朝立ちし、国会レポートVol.39を配布なさっていました。
 もちろん私は受け取りました。
 何かと問題視される「衆参ねじれ国会」。しかし民主党的にはこれこそが大躍進の証左であり、今回のレポートの主題もこの「衆参ねじれ国会」であったりします。
 国民本位をアピールしたい民主党らしく、このレポートではまず「被災者生活再建支援法一部改正案」の成立から、成果のアピールが始まっています。
 法や政治の世界に疎い私としては、これまで住宅再建支援に公費が投じられなかったということそのものが意外だったわけですが、
私有財産である住宅に公費を投入すべきではない

という話も理解できるものの、銀行や大企業などと異なり、個人の場合は一部の例外を除いては自力で住宅を再建するために湯水のごとく財力を使うことなど無理なわけです。
 ようやく、住宅再建支援が可能となったことにより、能登や新潟等で被災された方々の負担も少しは和らぐことでしょう。
これまで、「民主党は反対ばかり」というご批判をしばしば受けてまいりました。
という下りでは、その批判に対する民主党の立場の説明がなされています。
 その話について、どこからどこまでが方向性の違いで、どこからどこまでが政府・与党案で不十分だったのかということについて、私には知り得ませんしおそらく法案を読んでも理解できないでしょうが、今の民主党に必要なものはこの発言を国民に納得させるための説得力だと思いますね。
 前々から感じていたことでありますが、民主党は党内でまとまっていないという印象を私は抱いているものでして。少し前には大連立問題で党首と党内の見解が違うということがありましたし、その前にもたびたび党内での意見の相違が見られていたように記憶しております。
 「ねじれ国会」の成果を語るのも結構なのですが、「ねじれ民主党」問題については早急に解決してもらいたいですね。
 あと、裏面の年金問題について。
 桝添厚労相の感覚がずれていることは「家族団らん法案」とやらですでに明らかになっていることですが、年金制度を一本化せよと言う点については全く異論ありません。しかし、「年金通帳」なんて実現可能なのでしょうか? 各銀行では膨大なシステム改変が必要となりそうな気がしますが。
 ・・・これで、システム屋が潤うなどと考えてはいけません。潤うのはあくまで元請けですからね。下請けはどんなおいしい仕事でもそれ相応以下の実入りしかありませんよ。バーロー!
 閑話休題。
 あと、「全額税金の年金」という考えもありですね。消費税のような全国民に直接関わるような税金も、こういう使われ方をするのであれば悪くはないでしょう。
 この二つ、特に前者で思いついたことですが、いっそのこと、煩わしい「年末調整」という仕組みもなくしてしまえばと思いますね。多めに払った保険料が、年末に一部だけ戻ってくるという仕組みは、国民にとっては煩わしく、役人にとっては国民にわかりにくい形で国民の血税を猫ばばしているようなものですからね。
 コンピュータが未発達だった時代であれば有用だったかもしれませんが、コンピュータが発達した現代、年末調整の仕組みのいらない、悪平等ではなく真に公平・公正な保険制度の確立など不可能ではないはずなのですから。
 当初から批判の絶えない「住基ネット」も、このような新しい仕組みと絡めれば、少しは見直されるのでは?

【政治】若者に心身鍛錬を!

 昨日、毎日新聞社のケータイサイトで、東国原・宮崎県知事が徴兵制に関する発言をしたということでびっくりしておりました。
 その記事自体は削除されてしまったのか、主要なニュースサイトで見つけることはできなかったのですが、その代わりにこんな記事を見つけました。

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宮崎知事、徴兵発言で釈明 今度は「徴農制」必要 @ 東京新聞

 徴兵制や「徴農制」の善し悪しは別にして、東国原知事が日本の道徳観の崩壊を心配するという姿勢そのものは私も大いに賛成。凶悪犯罪もどんどん若年層に広がっていますし、犯罪とまではゆかなくとも、最低限の善悪の区別もろくにできない人間がこの10年間で急増してしまったと言うことについては嫌と言うほど痛感しております。
 他人対する迷惑行為を働いて恥じないばかりか逆ギレする若者、公共の場で平気でいちゃつくバカップル、行列に平気で割り込むオバハン・・・。
 そもそも、子供たちの規範とならなければならない大人たちが、自らを律することができないばかりか、悪事を奨励している節すらありますからね。テレヴィのバラエティ番組は言うに及ばず、ちまたの流行語や風潮なども何故こんなのがはやるのか不思議なものばかり。
 少し前にはやった「ちょいワル」なんて、若者に「悪いことはかっこいいことなんだ」という意識を植え付けていないか!?
 小泉政権によって拡大した格差社会は、他人を見下したり差別することを正当化してはいないか!?
 詳しくは述べないことにするが、「オカマ野郎の商法」に端を発する薄っぺらいJ-POPは、若者の情操教育を阻害していないか!?
 教育現場にしたって、良く言えば自主性の尊重、悪く言えば放任主義が、子供たちに教えるべき道徳観を教えないまま大人にしてしまったのではないのかと思えますね。
 かといって、管理教育にしてしまうとそれはそれで自主性のない人間が育つ温床であるわけであり、それはそれで善し悪しだったりというジレンマもありますが・・・。
 話は変わりまして、以前、私は「Rif.2nd」さんの下記の記事に対しコメントを残しました。 

関連記事
えっと。 @ Rif.2nd

 この記事の中で、Rika氏は
ちなみにMOEとかいう世界は生理的に受け付けません。誰が何と言おうと私は認めたくないし日本の文化として紹介したく無い人なので
と述べられていますが、個人的には大賛成。私もどうも生理的に受け入れられません。
 あれは自分を律することのできない者が自分を律しないことを正当化しているのではと感じます。平たく言えば欲望のむき出し。
 実際にそれに端を発して犯罪すら起きていることを考えると、正直いい風潮とは思えません。
 少なくとも自分の場合は、欲望むき出しのまま突っ走ると自分が堕落してゆくのではと痛感しておりますので、そうならないためにもあの手の世界には入り込まないことにしております。
 昨年の紅白歌合戦で、和田アキ子さんがメイド服姿で「萌え~」などと言っているのを聞いてがっかりしたのですが、これは「和田アキ子」の声でそう言われたからではなく、「和田アキ子」という芸能界の大御所にそんな発言をさせたNHKに失望したからであります。
 まだ、バックダンサーの衣裳問題を起こした「DJ OZMA」のほうが好感もてます(マジ)。[註1]
 これらの現状を考えると、若者どころか大人たちについても、道徳心や規範意識、そして己を律する力を養うための場が、何らかの形で必要なのではと思えます。
 東国原知事の「徴兵制」発言は極論なのではとは思えますが、もはや強制力を持って矯正しないと(洒落じゃないよ)どうしようもないレヴェルまで来ていると思います。
 しかし、規範意識はともかく、道徳心なんて小学校の道徳の授業をまともに受けていれば身につくものではないの?
 農業体験は、個人的には名案だと思いますね。この国の食糧自給率は低いですし、故に外食産業も原油に端を発する(?)物価高騰のあおりをまともに受ける形になっているわけですし[註2]。
 この国の農業を再生させ、外国産に質・量ともに太刀打ちできるレヴェルにするためには、若者の力が絶対に必要です。特に、ニートやフリーターとして眠っている能力があるのに一方で人手不足が生じているとはなんと勿体ない。
 政治家もマスコミも、そして我々一般ピーポーも、揚げ足取りに終始せずに、道徳観や規範意識についてはまじめに考えなければならないのでは?

もっとも、その後のOZMA氏の言動はあまりほめられたものでなかったわけだが・・・。 [back]ココイチの30円値上げは泣けてくる・・・ [back]

【政治】「神風ひでお国会レポート」Vol.38を読んで

 本当は別の(以前から温存している)ネタを振ろうと思っていたのですが、そうも行かない事情ができました。
 11月19日(月)の朝、志木駅東口におきまして、民主党・神風(じんぷう)ひでお衆議院議員の支援者が朝立ちし、国会レポートVol.38を配布なさっていました。
 もちろん私がレポートを頂戴したことはいうまでもないでしょう。
 なお、今回は神風氏ご本人の姿を確認することはできませんでした・・・。
 とは言っても、今回のレポートはあんまり面白くないですね。
 本格的な国会論戦が始まった割には、おそらく民主党の人であれば当然書くであろうことしか文面から読み取ることができず、最後のほうで出てきた神風氏と福田首相とのやりとりも、なんだか玉虫色な印象を受けます。
 国民のためになる法案に賛成するのは、政治家としては当たり前のことだと思います(それが当たり前のものとして認識されていなかった小泉政権の時代が異常だったのです)。どうも、その先をどうしたいのかというのが、今ひとつ見えてきません。
 今回は、2面にある民主党代表・小沢一郎氏の論文のほうに、より多くの紙面が割かれています。「貧困の克服こそがテロとの戦い」の下りなどは目から鱗だったりするのですが、氏のいうところの「正当防衛」と「リンチ」の区別が、現実にはどうも曖昧になっているように思えます。「正当防衛のつもりでした行為が実は他国のリンチに手を貸していた」としても、「リンチではない」と言い張るつもりなのかと、少し不安になりました。
 どうも今回は、神風氏や民主党の主張がぼやけているように感じられましたね。
 その点では、下記の記事のご指摘はもっともなことです。

関連記事
神風ひでおレポートvol38 @ Public Management Revisited    ЦЕНТР

【政治】「衆議院議員 早川忠孝のコレだけは言わせて」Vol. 21を読んで

 23日(火)の朝、志木駅前で自民党・早川忠孝衆議院議員の支援者が、「衆議院議員 早川忠孝のこれだけは言わせて」Vol. 21を配布されていましたので、1枚頂戴いたしました。
 ちなみに前回私がこのビラを入手したのは先月で、そのときはVol. 17でした。どうも、同じく埼玉4区の衆議院議員である民主党・神風英男氏と比べると、露出度の低さは否めません。
 閑話休題。
 今回のお題は、「犯罪被害者国選弁護人制度の実現に向けて一歩前進」。
 ・・・え、これ、実現していなかったのか!?
 どうも、ビラを読むと、被告人には国選弁護人が付くのに犯罪被害者には付かないのだそうな。
 これは法や政治に疎い自分でも奇妙奇天烈だと感じます。少なくとも、裁判を受ける権利の公平性を著しく欠いていると思えます。
 以下、今回のビラの内容の元となっている、忠孝ブログの記事をご紹介。

いかにも仕事をしたと思える日/犯罪被害者国選弁護人制度の実現に向けて一歩前進 @ 早川忠孝の一念発起・日々新たなり

 正直、私程度ではおっしゃる内容の3割も理解できていない訳ですが、
裁判所はその候補者の中から犯罪被害者の特性等に配慮し、適任の弁護人を国選弁護人として選任するという制度が望ましい
という点については、全く持って同感。というより、この程度のことがいまだになされていなかったというのは、法治国家としてあるべき姿とは言えません。
 これでは、昨今の日本で犯罪者やその予備軍みたいなのが跳梁跋扈するのもうなずけるわけですな。
 いずれにせよ、訴える側と訴えられる側が真の意味で公平な立場で裁判を受けられるような制度になってもらいたいものではあります。
 しかしこの視点、さすがは元弁護士ですね。
P.S.
 実は、個人的にはその次の記事の「あんた、あそこにいる人たちのことわかっている?/派遣の問題」のほうにより興味があったりします。
 まあ、派遣という身分であっても、稼ぐ人は下手な正社員よりもよほど稼いでいるようで、うらやましい限りです。コンチクショウ! ・・・おっとっと、まあ稼ぐ人もいるし稼げる仕組みもあるという点では、派遣やアルバイトといった「非正規雇用」を全否定する気はございません。
 しかし、これで日本の労働市場の空洞化・劣化が進んでいるとなると話は別。特に技術職の場合は、技術の継承や機密保持等々の観点から、正社員としての身分の保障されない流動的な労働形態が蔓延するのは好ましくないのではと思われます。
 とはいえ、派遣業務というものに対するニーズが、労使双方にあるというのもまた事実。全否定するのは簡単ですが、それよりもいかにして派遣労働者の権利を維持・向上してゆくのかということに、もっと知恵を絞るべきなのではないのかと感じる今日この頃。
 福田さん、本当にがんばってくださいよ。
 というより、野党に一泡吹かせたいのであれば最低でもそれぐらいやってくれないと困りますよ。
 あと小泉さん本当に責任取ってよ。てゆうか取れ!

【政治】「衆議院議員 早川忠孝のコレだけは言わせて」Vol. 17を読んで

 19日の朝、体調を崩しかけている体にむち打って出勤しようとしているところ、志木駅前において、自民党・早川忠孝衆議院議員とその支援者が朝立ちをし、「衆議院議員 早川忠孝のコレだけは言わせて」というビラを配布されていました。
 当然ながら、私はこれを頂戴いたしました。
 ちなみに、私は7年近くも志木市民をやっておりますが、志木駅前で早川氏が朝立ちをしているのを見るのは、選挙期間を除いては実は今回が初めてだったりします。
 ずいぶん珍しいなと思うとともに、この時期に何の用だろうと、正直思いました。
 今回の「衆議院議員 早川忠孝のコレだけは言わせて」Vol. 17については、早川氏のサイトにも掲載されていますので[註1]、ご興味のある方はどうぞ。

参考記事
安倍総理の辞意表明をうけて @ 衆議院議員 早川忠孝

 私も拝見させていただいたのですが、安倍総理の辞意表明をうけて、
私たちは国民の安心・安全を確保し、国民の信頼に応えていくという責務を放棄する訳にはいかない。
などと述べられているものの、具体的に氏が何をやりたいのかということについては一切明言されていません。
 また、先の参院選で民主党に大敗してしまったことを受けてか、
自民党、民主党を問わず、党利党略に走ることなく、国会議員に相応しい役割を担っていけるよう努力していかなければならない。国会議員の切磋琢磨が必要である。
などと述べられていますが、どうも、仕方なく民主党に歩み寄ってみるけど本音としてはやりたくないと読めてしまい、あまりいい印象を受けませんでした。
 自民党が大勝していたら絶対にこんな文面にはなっていませんでしたね。
 民主党の神風ひでお氏の場合は、時々駅頭で配布される国会レポートなどでも、氏の思想・理念が(いい意味でも悪い意味でも)伝わってくるのですが、今回の早川氏については、氏が何を言いたくてどういう考えを持っているのかというのがまるで伝わってこなかった。もうちょっと踏み込んだ話が欲しかったというのが、正直なところです。

一部表現の異なる箇所もあるようですが・・・ [back]

【政治】「神風ひでお国会レポート」Vol.37を読んで

 9月13日の朝、志木駅東口におきまして、民主党・神風(じんぷう)ひでお衆議院議員と支援者が朝立ちし、国会レポートVol.37を配布なさっていました。
 当然ながら、私もレポートを頂戴いたしました。
 今回、「Public Management Revisited」さんにおきまして、早速このレポートが取り上げられていますので、その内容もふまえつつ当方の考えを述べさせていただきたいと思います。

関連記事
神風ひでおレポートvol.37 @ Public Management Revisited

9月13日朝に志木駅東口で配っていたので、時節柄、思わず議員ご本人に「ひと晩で書いたのですか」と尋ねてしまった。
 あはは。私も尋ねこそしなかったものの、最初政局のことを期待していたクチです。ハイ。
これを読んで感じるのは、派遣自衛官に対する強いシンパシーである。
これは、おそらく民主党右派に共通するものではないか。
 これを文字通り「派遣自衛官に対するシンパシー」ととらえてよいのでしたら、それは何ら悪いことではありません。
 国際社会において日本が重要な役割を担っていることは誇るべきことだとは思います。
 しかし、神風氏も仰るように、「人道復興支援活動」を逸脱するものとなってはなりません。国際貢献・人道支援が目的であり、戦争をやりに行っているわけではないのですから。
 その点では、レポートの文面から察するに、神風氏は「テロ対策特別措置法」に肯定的な立場であられるようですが、どうも矛盾しているように思えますね。
 「テロ対策特別措置法 - Wikipedia」で述べられていることのどこからどこまでがどの程度事実なのかはわかりませんが、そもそもこの法律自体が2001年9月11日にメリケン国で発生した同時多発テロに端を発するものであり、これを根拠に話をしてしまうと、航空自衛隊の節で述べられている
人道復興支援を主たる目的とした空輸活動の任
という説明が苦し紛れに感じます。
 また、レポートでは、
9月に始まる臨時国会では、海上自衛隊がインド洋で補給活動をしている根拠となる、まさにこの「テロ対策特別措置法」の延長問題が、最大の争点となります
と述べられていますが、民主党としてこの法律に肯定的な立場を取ってしまうと、逆に政権奪取から遠ざかるのではと感じているのは私だけではないでしょう。なぜなら小泉・安倍路線と同じヴェクトルですから。
 それに、民主党が最大の争点とすべきなのは、個人的にはテロ特措法ではなく年金問題や格差問題だとばっかり思っていたのですが、実際どうでしょう?
 少なくとも日本の自衛隊は、戦争をしにインド洋に行っているわけではないはずなのです。この法律を議論するのであれば、その点についても深く突っ込んだ議論をすべきですね。
 そして、本気で政権を取る気があるのであれば、もっと国民生活にも目を向けるべき。
 正直、私は今回のレポートの内容にがっかりしました。

*
(2007/09/15 1:30追記)
 昨日、トラック・バックを1件頂戴いたしました。ありがとうございます。

神風ひでおレポートvol.37 @ Public Management Revisited

 当該記事に対しましては本文中で言及しているとおりですので、とりあえず今回は御礼だけ・・・ということにさせていただこうと思っていたのですが、トラック・バックの件でわかりづらかったのであれば申し訳ありません。
 諸事情あり、トラック・バックの機能は元々の標準機能に戻してしまいました。
 あと、相変わらずそちらのブログ・サーヴィスではトラック・バックスパム対策が貧弱なのですか?

【政治】残業代ゼロ法案、再び?

 今晩書こうと思いながらすっかり忘れていたことを。
 舛添厚生労働相が、残業代ゼロ法案について、「家族団らん法案」と名前を変えて再検討しようと持論を展開したようです。

関連記事
舛添厚労相:残業代ゼロ法案→「家庭だんらん法案に」 「名前変え再検討」 @ MSN毎日インタラクティブ
「残業代出なかったら、さっさと帰る」舛添厚労相が持論 @ アサヒ・コム

 この人はサラリーマンの実態について全くご存じないようですな。
 確かに、大してやることもないのに残業代ほしさに無駄に会社に居残る残業代泥棒はいるかも知れませんが、大半のサラリーマンは残業代が欲しいから居残っているわけではなく、仕事があるから居残っている訳なのです。
 そうでなければ、いわゆるサーヴィス残業や過労死が社会問題化することもなかったはず。前職でサーヴィス残業をさせられ続けてきた私が言うのですから間違いありません。まあさすがに自分の周りで過労死した人間は見かけませんでしたが・・・。
 それから、会社によっては、残業するなと従業員に言っているものの、仕事量が多すぎるために、従業員が休日などに仕事を家に持ち帰っている、というケースもあるようです[註1]。
 こういったケースを、桝添氏はご存じなのか。
 是非ともこの人には、格差社会の温床にもなっているIT、製造業、建築業の会社を見学されることをお薦めしたいですね。それも「元請け」ではなく「下請け」のほうを。中間搾取する企業があるおかげで、末端の労働者はいつまで経っても潤えないわけですし、サーヴィス残業や持ち帰りだって起こりうるわけです。
 あるいは、霞ヶ関の官庁街でもいいかもしれません。接待付けの悪徳公務員もいるかも知れませんが、実務レヴェルの人々は残業も相当ハードらしいですね。実際に残業なしで企業や官公庁がまわるのだったら、そもそも夜の9時過ぎにビルの明かりが煌々とともっているわけがない。
 そもそも、日本の労働生産性が低い要因は、残業代ではなく中間マージンのほうだと思いますけどね。
 あと、「家族団らん」という言葉、単身者を馬鹿にしているように感じるのは自分だけでしょうかねぇ?
 否、単身者でなくても、なかなか家に帰る気の起こらないパパにとってもあまり気分よくないかも。まあ、居酒屋は潤うかも知れませんが、それこそ経済損失だと思いますけどね。
 というわけで、どっからどう考えても、残業代ゼロ法案のメリットを見いだすことができないわけです。
 今の日本で残業代ゼロを通してしまうと間違いなく不況になるでしょう。消費税など増税すれば尚更。
 それを避けるためには、残業代ゼロの是非以前に、消費の底上げをおこなったり経済損失の抑制を図ったりすべきなのです。たとえば、サーヴィス残業や過労死をなくす方向に持って行くべき。
 あるいは、少子化問題を解消すべき。そもそも先述のように、大半のサラリーマンはそこに仕事があるから残業しているわけです。つまり労働力不足なんですね。長い目で見れば、次の世代のためにも政策的に子だくさんな状態に持って行けるようにしなければならない。
 まあこの場合、残業する必要がなくなれば一人あたりの収入は減るかも知れませんが、労働人口が増えれば消費の規模は拡大するでしょうから、回り回って日本経済にも好影響となることでしょう。
 残業やめようと言って即座に実行できるほど仕事が少ないわけではないのです。
 本気で「家族団らん」なんてことを考えているのであれば、まず労働者一人あたりの負担をいかにして減らすのかと言うことを考えなければならない。それができないうちは、景気回復も、低い労働生産性からの脱却もおぼつかないですね。

ちなみに私の現在の勤務先のことではありませんので念のため [back]

【志木】【政治】「天田いづみの議会だより」第33号を読んで

 8月27日の朝、志木駅東口にて、志木市議会議員・天田いづみ氏が朝立ちをして、「天田いづみの議会だより」を配布されていました。
 当然私が受け取ったことは言うまでもないでしょう。
 前日、史上まれに見る低レヴェルな選挙があったということもあってか、天田議員がいつにも増して凛々しく見えました(爆)。
 市民派の天田議員らしく、今回も市民の目線にたった話題を展開されています。
 詳細については天田議員のサイトからも議会だよりをダウンロードできますので、そちらをご参照ください。
 その中で、自分が特に興味のある内容について。
 「踏切の安全へ警報ボタン併設を要望」。
 まず、車いすで踏切を渡ることについての恐怖が述べられています。警察や東武鉄道も含めた関係者立ち会いの下の検証の末、まずは照明が明るくなったと言うことで一歩前進ですね。
 東武鉄道ではこれまで踏切に警報ボタンが併設されていなかったようですが、併設に向けて要望して行くとのこと。「議会だより」では7月中に要望される予定だと述べられていますが、果たしてどうなったのでしょうか?
 「都市計画高度地区(素案)の問題点」。
 自分は「広報しき」のような自治体の広報誌はほとんど読まないのですが[註1]、建築物の高さ制限を一律にするのではなく地域特性に応じて段階的なものにすべきという点、賛成です。
 否、25m制限なら25m制限で、合理的かつ市民が納得できる理由があればそれでよいとは思うのですが、「議会だより」でも指摘されているようにはじめから例外と既得権を認めてしまうのはいかがなものかと。
 「議会だより」では、高層建造物と緑地保全の例や、逆に更に高さ制限の厳しい第1種中高層住居専用地域の例を挙げられています。地域特性を考えずに一律にするのではなく、その地域地域の実情を鑑みた上で細かく設定して行くべきでしょう。
 もっとも、上宗岡三丁目がなぜ準工業地域20m、第1種中高層住居専用地域14mまでと指定されているのかは、自分にはわかりませんが・・・。
 ・・・まだまだ「議会だより」をじっくり読めたわけではありませんので、簡単ながらこれにて失礼します。

前居住地の千葉県袖ヶ浦市にいたときには「広報そでがうら」に積極的に目を通していたのだが、それがウソみたい・・・ [back]

【政治】あ、埼玉県知事選挙だったのね(投げやり)

 自分も一応投票していましたけど、すっかり失念しておりました「埼玉県知事選挙」。
 どうやら現職の上田知事が再選したようです。
 しかし、投票率は埼玉県知事選では過去最低だったのだそうです。

参考記事
埼玉県知事に上田氏が再選・投票率、最低の27% @ NIKKEI NET

 そりゃそうですよね。候補者の誰一人として、まともに選挙運動をしているのを見かけませんでしたから[註1]。
 強いていえば、「女性候補」のビラをもらったことぐらい。
 正直、そんな「決め手」のひとつも提示できる候補者がいない選挙なんて盛り上がるわけないじゃんと思いましたね。
 結局自分も、投票所に行くまで誰に投票すべきか決めかねていましたから・・・。
 ちなみに念のため申し上げますと、白票や無効票では投票しておりません。ハイ。ちゃんと候補者の名前を入れて投票しましたから。
 このところ、埼玉県関連の選挙のレヴェルが低下していると感じるのは自分だけでしょうか?
 なんだか、「守りに入ってしまっている」候補者が多くなっているというか。
 昨日Twitterで、「ひらめいったー」向けにこんな「ひらめき」を投稿しました。

投票率向上計画。

 冗談抜きでこれぐらいやってくれないと候補者も選挙活動に身が入らないようですな。

お前が土日にしか埼玉県内にいないからという反論は却下。仮に平日に活動していたとしても、埼玉都民のハートをつかまないなんて愚の骨頂だよ! [back]