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俺とカラオケ

 私はカラオケが大嫌いです。
 いきなりこんな出だしで恐縮なのですが、自分は心底こういう人間なんだということを再認識することとなりました。
 昨日は会社の新年会だったのですが、その後多くのメンバーが二次会に参加いたしました。
 そこではカラオケに行くことになりました。
 私自身はあまり乗り気ではなかったのですが結局行くことにしました。
 しかし、どうもこういう場の雰囲気、どうしても私には受け入れることが出来ませんでした。
 他の多くの人が盛り上がっている中、どうもその輪の中に入っていこうという気が起きない。
 結局嫌々一曲歌わされたら何故かそれが大受けしてしまったのですが、その後は最後まで聴く側に徹しておりました。
 まず、カラオケに限ったことではないのですが、みんなが大騒ぎしている中に入っていこうという気が起きないのです。
 祭りの見物は好きなのですが、実際に自分が参加者としてその中に加わることは大嫌い。
 最近の音楽に疎いとか、音痴だとか、自分の殻に閉じこもっているとか、年を取って騒ぐだけの体力がないとか、そんなレヴェルの話ではありません。
 基本的には、賑やかなところよりも静かなところのほうが好きなのですね。
 自分にとって身近な例で言えば、ほぼ毎年8月に千葉県木更津市で開催される「木更津港祭り」の場合、1日目の「やっさいもっさい」[註1]よりも2日目の花火大会のほうが好きですね。もちろん「やっさいもっさい」も、見る分にはかまわないしむしろウェルカムなのですが。
 また、詳しくは申し上げられませんが、昔カラオケにまつわる嫌な思い出があったということも、自分のカラオケ嫌いに拍車をかけております。
 故に、今回のカラオケも、最初はあまり行く気がしませんでしたし、行ったら行ったで聴く側に徹しようと決め込んでおりました。
 ところが、ノリノリな人々がそれを許すはずもなく、結局大した持ち歌もないのに一曲歌わされる羽目になってしまいました。
 ここで、他人に選曲された歌を意味もわからず歌うのも癪でしたので、私は自分の知っている数少ない邦楽の中から、そのときの自分の気分にもっともふさわしかった曲を選曲いたしました。

 そう。爆風スランプの名曲(?)『無理だ! 決定盤(YOU CAN NOT DO THAT)』という曲でした。
 以前、この曲が収録されている「SINGLES」というCDを購入していたのですが、最近はほとんど聴かなくなってしまったため歌詞はうろ覚え状態で、画面を見ながら歌うという端から見ると間抜けな光景になってしまいましたが、聴衆の受けはよかったようです(笑)。
 しかし、おかげで、せっかく風邪が治りかけているというのにまたのどを痛めてしまいました・・・。
 とりあえず一曲歌ったのでその後は出動要請(ぉぃ)もでず、最後まで聴く側に徹しておりました。
 私よりも若い世代はたいていノリノリだったのですが、私より上の世代のほとんどは私同様歌うことに関しては消極的だった模様です。
 では自分を含めて何のためにカラオケに来たのだと言うことになるわけですが(笑)。
 ちなみに私の場合、新年会終了後二次会に参加すべきか帰るべきかで迷っていたところ、同じ会社の女性の方から「行きましょうよ~♪」と声をかけられたから行ったようなものです(ぉぃ)。その一言がなければ、おそらくはそのとき目の前にあった虎ノ門駅の改札口をくぐっていたことと思われます(笑)。
 基本的に終始乗り気でなかったばかりか、のどは痛めるわ、大音響で耳鳴りまでするわ、定期券ルート上の終電を逃すわでさんざんでした・・・。
 他拠点の方や新入社員等に対する、社内での人間関係が深まったということを考えたとしても、肉体的並びに精神的なダメージはそれ以上に大きかったですね。
 おそらく、当分の間カラオケ屋には近寄らないと思います・・・。
「房総の阿波踊り」と呼ばれる踊り [back]

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